最近の子供たちの理科離れが叫ばれて久しいのですが、これに歯止めをかけたい!と浜松で「ものづくりダビンチキッズワークショップ」のボランティアをしています。昨今のエコロジーの影響で、生物系のいろんな教室「いきもの観察会」、「自然とのふれあい教室」などは割と多いのですが、物理・工学系がなぜか少なく、日本の科学文化の向上の一助を目指して日々子供達と一緒に遊んでます。
一応教室ですから、指導をしなくてはいけません。テーマの選択、部品・キットの準備、試作、資料作りなど指導者同士での打ち合わせ(老人クラブではありません)以外に時間はかかります。また、試作を始めると生来の凝り性がたたり、余計なことまで始めてしまうのが玉にキズ。
今回のテーマは「ゲルマニュウムラジオの制作」なのですが、強電界地域ではコイルだけでもなんとか聞こえるのですが、我が家のように送信所から遠いところで感度を上げるため大型のアンテナにチャレンジしてみました。
1辺が67cmなので一巻で約2.7m。これを16ターン巻いて43mのケーブルを巻くのは大変。引き出しにケーブルのロールを取り付けて巻いてみたところなかなか具合が良い。三極モーターのコイル巻きの時もこうすればよかったかも。
このラジオは526kHz~1,606kHzの中波放送用なのでこういうアンテナを作りましたが、地上デジタルテレビ放送用のUHF帯のアンテナも説明したいと思い450MHzの6素子の八木アンテナも作ってみました。自宅のテレビにつないでみるとちゃんと映ります。
こっちは、昔懐かしいゴム動力の竹ヒゴ飛行機です。テーマ検討用に先行して余分に作ってしまいました。
こっちはペーパークラフト系のホワイトウィングスです。プリンターで主翼に印刷してみました。
さらに余分な、バルサ材を削って作るグライダーですが、主翼に上反角をつけるためには接着にかなり気を使います。マチ針等でその都度固定し木工用ボンドで接着します。
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