2011/04/14(木): 八高山(832.2m) w/ F氏・H氏
今回は静岡県中部を走っている「大井川鉄道」、通称「大鐡」を利用しJR金谷駅で大鐡に乗り換え、大井川沿いに福用駅まで行きます。陽気の良い季節の週末ともなると金谷発10時のSLに乗る家族連れで大賑わいです。季節にもよりますが一日に2~3往復程運転しているようです。山が目的の私たちはこれまで何度も来てますが、さすがに10時までは待てないので残念ながら乗ったことはありません。
この大井川鉄道はSLをイベント的な一時的な運転ではなく、蒸気機関車の「動態保存」目的に毎日運転されており結構好事家(乗り鉄)の間では有名です。またJRをはじめ全国の鉄道会社から払い下げられた車両を使っているのでこれまた実に多彩で懐かしい車両を見ることができます。
さて、福用駅の桜です。
福用駅の駅舎横にあるお店の人の話によると、もう100年以上は咲いているという古い大きな桜の木があり見事な桜の花を見ることが出来ました。この駅舎の中に、福用駅から八高山へのルート案内図がありますので参考にしてください。
福用駅から約2時間で馬王平と呼ばれる広場に到着します。いつもここで一息入れるのですが、今回は思わず息を飲んでしまいました。八高山に向けて山肌が一面木が切り倒されており、何で一気に伐採してしまったんだろうと未だに謎のままです。よく見るとある一部分だけ数本だけポツンと残されて一角があります。何故だろうと近づいてみると小さな石の祠が残されてました。おそらく「山の神」でしょう。土地の林業従事者がここの木を切り倒すことを拒んだんでしょうね、多分。
山頂の手前には「白光神社の奥の院」があります。名前が”八高”と”白光”で同じなのですが何故なのかは要調査です。更に15分ほど神社の奥をまいて登っていくと八高山の山頂に到着します。山頂はさほど広くはないですが南側と北側に展望が開いておりなかなかの長めです。冬場の晴れて澄んだ空気であれば富士山も望めます。
GPSログデータを見ると国土地理院の「ウォッちず」1/12,500地図上の登山道とずいぶんズレがあります。これは歩きながら時々GPSデータと手持ちの地図を比較してるのですが、その時から気になっていました。国土地理院も足で歩いた実測で地図を作製しているわけではないので致し方ありません。航空写真から当たりを付けて人間の目で補正しながらの作業だと聞いたことがあります。
それと、帰り道に選んだ分岐付近(地図上で557mポイント)で行きも帰り共に大きく軌跡がずれてますが、詳細にデータを精査するとGPS衛星が捕捉出来てないところがあります。557mポイントの山が影響しているのかな?と思われますが、山道では衛星を捕捉出来ない事はよくあります。
福用駅前を出発するときにGPS位置データを確認したときにも一寸違和感があったのですが、後でログを再確認してみると、地図上の福用駅はプラットホームの位置で、駅舎はもっと南に位置しているように思われます。もしかすると駅舎の位置が建て替え等で変わった可能性は否定できません。
SUUNTOの高度データログと、GPSログデータから起こした高度推移データを比較のため作ってみました。ご参考まで。
8:28 浜松駅発 金谷着 9:07
9:17 金谷発 福用着 9:39
9:45 福用駅出発
11:46 馬王平着
12:43 八高山山頂着
13:07 山頂発
13:45 馬王平着
14:06 分岐通過
15:00 福用駅着
15:33 福用駅発 金谷着 15:58
16:13 金谷発 浜松着 16:52
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