2011年11月25日(金) 紅葉の愛知県民の森
今年の目標の一つに掲げていた愛知県民の森「外周尾根」の踏破はすでに既報のように、2011/04/22愛知県民の森外周尾根踏破、2011/06/14愛知県民の森外周尾根の逆コースですでに達成してしまったので、愛知県民の森にはこのところ足が遠退いておりました。
この外周尾根コース踏破の目標の先には、さらに宇連山(929m)登頂を加えることですが、外周だけで7時間30分に加え、北尾根分岐から宇連山々頂までの往復2時間を加えると、合計9時間30分が必要となります。日照時間の長い夏でも山の日暮は思いがけず速いので遅くても午後4時前には下山したいので、廬山開始時間は必然的には6時でギリギリです。そうなると、この計画を日照時間の短い秋口に行うのは無謀ですし、この時期冬眠前の熊とかイノシシのことも考慮せねばありません。熊はまだありませんが、イノシシとバッタリ目があった事はあります。怖かった!
さて、今回の計画の骨子ですが、
1) 南尾根~滝尾根分岐を経て北尾根分岐に出る。
2) ここで3) の条件を加味し、宇連山山頂を目指す。
3) 尾根周回にはこだわらず、下山は最短の滝沢コースか滝尾根コースを経て下山林道に降りる。
これら条件を踏まえた上で、ともかく北尾根分岐(744mポイント)まで入ってみようと計画してみました。
宿泊施設を備えたモリトピアの目の前のキャンプ場の後ろにそびえる南斜面を一気に上ると「不動の滝上展望台」からの眺めが楽しめます。
南尾根展望台からの展望をパノラマ写真にしてみました。明神山の展望塔、富幕山の中継アンテナ2基がよくわかります。冬場のよく晴れた乾燥した天気だと遠くに富士山を見ることが出来るそうですがーー。
結局今回は、北尾根分岐地点で山頂を目指すのは断念しました。その判断のポイントは1) 山頂往復で2時間、2) そこから下山で最短の滝尾根コースをとっても2時間、3) モリトピア着が3時ですので、この時期としてはやはりギリギリです。
その代りに北尾根を下り、さらにこれまで行ったことのない「蔦の滝」、「亀石の滝」を目指すことにしました。これが意外にきつかった!北尾根分岐から、急傾斜の北尾根を経て、いつものガクノ窪から林道を目指すのですが、今回はその途中で蔦の滝、亀石の滝分岐から滝を目指しました。ところがこの滝川に出るには尾根を一つ越さなければなりません。ここが結構きつかった!高度計のログを見ると100mはないけど結構登ってるのがわかります。秋口の渇水期ですのであまり水量は期待していませんでしたが、「蔦の滝」、の方はそれなりに滝らしい水量はありました。この「蔦の滝」、「亀石の滝」の他に「下石の滝」、「不動の滝」があり水に恵まれているところです。また、秋は紅葉、初夏の新緑となかなか景色も楽しめる場所です。
「蔦の滝」です。この近くには蔦がぶら下がってます。
こちら「亀石の滝」の方が落差が32mとあるのですが、少々水量が少なく迫力が今一つです。
今回少々遅かったかも知れませんが紅葉をご紹介しておきましょう。明治100年記念広場の紅葉です。いい色が出てるのですが、わかりますかねぇ。
また、この愛知県民の森の中を流れる「大津谷川」はいつ来ても水が澄んでいて、それなりの水量があります。冬場の降雪もないし、標高もさほどでないのでよほど大きな地下水脈があるのでしょうか。川をよく見ると石灰岩系の白い川床です。これもフィルターの役目をしているのかもしれません。夏季にはモリトピアの前の川にある「砂防ダム」の間で子供たちが水泳をしています。私も入ってみたいのですが、次の夏まで待ちましょう。
ログです。GPSデータによるログの軌跡とスントの高度計ログ、万歩計の時間ごとの歩数記録です。5時間26分、11.12kmの行程でした。
6:50 自宅発
7:50 モリトピア駐車場着
7:55 同出発
8:15 不動の滝上展望台
8:45 南尾根展望台
9:40 国体コース分岐
10:28 滝沢分岐
10:34 滝尾根分岐
10:50 北尾根分岐着昼食(744mポイント)
11:05 同発
11:50 ガクノ窪分岐
11:57 蔦の滝分岐
12:25 蔦の滝
12:35 亀石の滝
12:55 明治百年記念公園
13:30 モリトピア駐車場着
0 件のコメント:
コメントを投稿